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HTML仕様の歴史-プログラミング・本のブログ

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自身のアウトプットも兼ねてつれづれと書き続けるブログ。

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HTML解体新書ー仕様から紐解く本格入門 [ 太田 良典 ]
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前回からの続きです。

HTML仕様の歴史[03]

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注意:著書では事細かに記載されていますが、本ブログでは簡単にまとめさせて頂きます。間違えがありましたらご指摘をお願い致します。

 

【1991年】

ウェブが初めてインターネット上に公開。パーナーズ=リーによってURL・HTTP・HTMLの仕組みが作られる。

 

【1993年】

HTML1.0のInternet-Draftがまとまる。現在のHTMLでも使用されるリンク・見出し・リスト・画像の埋め込み等の、基本的な要素が揃う。

 

【1995年】

HTML2.0-RFC 1866の仕様が発行される。from要素も追加され現在のHTMLに近い形になりました。(日本語対応は1997年のRFC 2070)

 

【1997年1月】

過去のHTMLの互換性やブラウザーの実装を主にまとめられた仕様、HTML3.2W3C*勧告。HTML3.2はtable要素・font要素・align属性など文章の見た目を制御する機能が実装された。

 

【1997年12月】

HTML4.0がW3C勧告。HTML4.0はstyle要素やscript要素が改めて定義され、正式にスタイルシートJavascriptが使用可能になった。

 

【1999年】

HTML4.01が勧告。これをもってHTMLは安定期を迎える。

 

【2000年】

1998年に勧告されたXML(Extensible Markup Language)の仕様の基づいたHTML、

XHTML1.0が勧告された。要素の追加はなくHTML4.0をそのままXHTMLにしたもので明日。

 

【2001年】

XHTML1.1が勧告。rubyモジュールが追加。文字にルビを振る事ができるようになりました。

 

【2004年】

MozillaAppleOperaブラウザーベンダーが中心となって、WHATWGコミュニティを発足。同年Web Applications 1.0という名前のHTML仕様が発行された。これを俗にHTML 5と呼ばれることになる。

 

【2006年〜2020年】

W3CとWHATWGの共同でHTML5の策定作業が始まるが、両者の方針が合わず2つのHTML仕様書が並立する状況になった。2018年10月に発表されたW3Cのレポートで、2つのHTML仕様書が並立する状況はharmful(有害)と公式で言及。

2019年5月にW3CとWHATWGの間に覚書が取り交わされた。

 

【2021年1月】

WHATWG HTMLが唯一のHTML仕様となる。

*W3C: 正規名称World Wide Web Consortium。1994年に発足。バーナーズ=リーがディレクターとなり、ウェブ技術に関する標準化を推進する団体

 

アクセシビリティとは[04]


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